自然・湧き水
豊かな自然に囲まれた栃尾には、心癒されるスポットがたくさん。
栃尾の中心地からもアクセスしやすく、季節に合わせて素敵な自然を気軽に楽しむことができます!
全国名水百選に選ばれた「杜々の森湧水」
昭和 60年に環境庁(現在の環境省)全国名水百選に選ばれた杜々の森湧水は、冷たく澄んだ水質の良さが人気を呼び、“おいしい名水”を求めて市内だけでなく市外や県外からも多くの人が訪れます。
この水は、飲用水や灌漑用水など命の水として、村人の生活を支えてきました。大切な湧水が、子々孫々まで絶えぬようにと祖先たちが念じて創り出した馬頭人身の神話が山の神信仰と結びついて、この森に独特の重厚さと神々しさを漂わせています。
杜々の森×加治聖哉コラボ企画
廃材水族館
廃材アーティスト加治聖哉による水族館をイメージした常設展開催(入場無料)
杜々の森名水公園
長岡市西中野俣3996 0258-58-3050
営業期間:令和5年(2023)シーズンは4月29日オープン
※ 湧水は一年中汲めます。
全国名水百選に選ばれた「杜々の森湧水」
この水は、飲用水や灌漑用水など命の水として、村人の生活を支えてきました。大切な湧水が、子々孫々まで絶えぬようにと祖先たちが念じて創り出した馬頭人身の神話が山の神信仰と結びついて、この森に独特の重厚さと神々しさを漂わせています。
杜々の森×加治聖哉コラボ企画
廃材水族館
廃材アーティスト加治聖哉による水族館をイメージした常設展開催(入場無料)
杜々の森名水公園
長岡市西中野俣3996 0258-58-3050
営業期間:令和5年(2023)シーズンは4月29日オープン
※ 湧水は一年中汲めます。
自然が広がる高原アウトドア「道院高原」
名峰守門岳中腹の標高600mに位置する、キャンプや登山など緑豊なアウトドアが楽しめる施設です。ゆったりとした時間の中で、野趣満点のバーベキューや自然観察、天体観測など、ご家族でもグループでも楽しめます。
道院高原(どういんこうげん) 長岡市栃堀8092 0258-58-2120
栗山沢しだれ桜
樹齢 110余年、樹高 15m、幹囲 2.25m、市の天然記念物に指定される「しだれ桜」です。
日露戦争で仙台砲兵隊に従軍した坂内五左エ門が仙台の兵舎内にあったしだれ桜の種を秘かに持ち帰り、蒔いたものが成長し大木となったものです。このしだれ桜は、奥州伊達家において藩外持ち出しを禁じた「御止桜」だったと伝えられています。
地区センター脇に植えられているこのしだれ桜の子供で、樹齢 30年以上経過した「乙女桜」も必見です。
桜の見ごろは例年 4月中下旬頃です。開花期間中は午後6時から午後9までライトアップが実施され、昼間とは違った幻想的な姿を見ることができます。
令和6年 栗山沢しだれ桜開花状況
※最新の開花状況は、 長岡市「桜」情報をご覧ください。
ライトアップ 4/7(日)~4/21日午後6時~午後9時
栗山沢しだれ桜 長岡市栗山沢
栗山沢しだれ桜
日露戦争で仙台砲兵隊に従軍した坂内五左エ門が仙台の兵舎内にあったしだれ桜の種を秘かに持ち帰り、蒔いたものが成長し大木となったものです。このしだれ桜は、奥州伊達家において藩外持ち出しを禁じた「御止桜」だったと伝えられています。
地区センター脇に植えられているこのしだれ桜の子供で、樹齢 30年以上経過した「乙女桜」も必見です。
桜の見ごろは例年 4月中下旬頃です。開花期間中は午後6時から午後9時までライトアップが実施され、昼間とは違った幻想的な姿を見ることができます。
令和6年 栗山沢しだれ桜開花状況
※最新の開花状況は、 長岡市「桜」情報をご覧ください。
ライトアップ 4/7(日)~4/21日午後6時~午後9時
次の世代に残したい里山の「棚田」
栃尾は、豊かな自然に恵まれた地域です。
四方を山に囲まれているため、平地が少なく、山間のわずかな土地も耕作に使い、大切に耕してきました。
そのため、今でも多くの棚田が残されており、美しい田園風景を見ることができます。
棚田 長岡市栃尾地域の各地
次世代に残したい里山の「棚田」
四方を山に囲まれているため、平地が少なく、山間のわずかな土地も耕作に使い、大切に耕してきました。
そのため、今でも多くの棚田が残されており、美しい田園風景を見ることができます。
栃尾の暮らしを支えた「石峠街道」
四方を山に囲まれた栃尾では、外との交流のために峠を越える必要がありました。その南の玄関口が石峠で、名前は頂上付近の「大石」に由来します。大石には、弁慶の足跡や弘法大師がお休みになったなどの数々の言い伝えが伝わる場所でもあります。
そんな石峠を通る石峠街道は、栃尾の経済と暮らしを支える重要な街道でした。明治になると、産業構造の進展に伴い、荷車や馬車の通れる道が望まれるようになり、明治28年に旧国道の290号とほぼ同じ位置に新たな道が通りました。しかし、道路の状態が非常に悪く、その後も大石のある旧街道が往来の主流となっていたようです。
その後、幾度となく改良工事が行われ、平成4年に石峠トンネルが開通しました。現在、当時の石峠を今によみがえらせるべく、整備活動や遺構調査、散策ツアーなどの活動が行われています。
石峠までは、栗山沢バス停広場から徒歩約40分の道のりです。
石峠 長岡市栗山沢
栃尾の暮らしを支えた「石峠街道」
そんな石峠を通る石峠街道は、栃尾の経済と暮らしを支える重要な街道でした。明治になると、産業構造の進展に伴い、荷車や馬車の通れる道が望まれるようになり、明治 28年に旧国道の 290号とほぼ同じ位置に新たな道が通りました。しかし、道路の状態が非常に悪く、その後も大石のある旧街道が往来の主流となっていたようです。
その後、幾度となく改良工事が行われ、平成4年に石峠トンネルが開通しました。現在、当時の石峠を今によみがえらせるべく、整備活動や遺構調査、散策ツアーなどの活動が行われています。
石峠までは、栗山沢バス停広場から徒歩約 40分の道のりです。
弘法大師の授けた奇跡の泉「塩の井」
上塩地区の巣守神社(通称:塩の宮)境内に塩の井があります。文字通り塩水が湧く井戸で、弘法大師空海上人が衆生済度(しゅじょうさいど)のため諸国を巡錫(じゅんしゃく)の途中、この地の人々が塩不足で苦労していることを哀れに思い、錫杖(しゃくじょう)を突いたところ塩水がこんこんと湧き出したと伝わっています。
古文書には、飢饉時に汲み取る人があまりに多く枯渇したとあります。また戦前戦後の塩不足の際には、夜が明けぬうちに近郷近在の人々が汲みに来て大きな恩恵を与えたそうです。
病人には塩の井の水で粥を炊くと、非常においしく食べられ「お授け粥」と言われていました。
今でも、塩の井の水をひしゃくで汲んで舐めると塩辛く感じます。
塩の井 長岡市上塩1807
弘法大師の授けた奇跡の泉「塩の井」
古文書には、飢饉時に汲み取る人があまりに多く枯渇したとあります。また戦前戦後の塩不足の際には、夜が明けぬうちに近郷近在の人々が汲みに来て大きな恩恵を与えたそうです。
病人には塩の井の水で粥を炊くと、非常においしく食べられ「お授け粥」と言われていました。
今でも、塩の井の水をひしゃくで汲んで舐めると塩辛く感じます。
黒切田鉱泉
小向からの沢道を、歩いて30分ほど分け入った先にある黒切田鉱泉。
数百年前から薬湯として用いられ、その効力は高く評価されています。県内はもちろん、遠く県外からも汲みに来られる方もおります。
その場所の分かりづらさから、こんなとこまで来るかね!と言われる薬水です。
黒切田鉱泉(くろぎったこうせん) 長岡市小向
黒切田鉱泉
数百年前から薬湯として用いられ、その効力は高く評価されています。県内はもちろん、遠く県外からも汲みに来られる方もおります。
その場所の分かりづらさから、こんなとこまで来るかね!と言われる薬水です。