丸 鯛
 
               丸鯛は、米粉に水飴や砂糖を混ぜ、型に押して固めて乾燥させた干菓子です。
いわゆる落雁などと同じ作り方の和菓子で、栃尾では昔から、鯛の形が多く作られております。
 
山間地域の栃尾では、輸送技術が無かった時代、本物の鯛の代わりに祝い毎には欠かせない品として、結婚式の引き出物などに使われてきました。
上品な甘みと、愛らしいまん丸の姿が特徴的で、今でも縁起物として愛されています。
 
ひとつひとつ職人さんの手作業で作られる丸鯛は、その表情にそれぞれのお店の個性が表れます。
丸鯛の作り方
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木製の型に、生地となる米粉や砂糖を合わせた地粉と、丸めた餡を菓子木型の中に入れます。
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手で形を整え、木べらで粉を押し固めます。
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粉菓子を木型から外して、取り板に出します。
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粉菓子の水分を抜く為「ホイロ」と呼ばれる場所で、翌日まで寝かせます。
*季節や湿度により蒸気で水分調整をします。 -  
適度な水分になったら、色が入らないように丸鯛の目を覆い、ふるいとボカシ刷毛を使って、紅い色をのせます。
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綺麗に色が入ったら、ひとつずつ目入れをします。
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最後に、上からすり蜜を刷毛で塗り、すり蜜が乾くと白くなって、鯛の鱗が立ち上がります。
まんまる、まぁるい丸鯛の完成です!
 
 
                丸鯛取扱店
 
               十字屋菓子店
長岡市栃尾本町12-10
0258-52-3219
不定休
庄七商店
長岡市滝の下町8-19
0258-52-2531
日曜定休
新保屋菓子店
長岡市滝の下町8-6
0258-52-2527
日曜定休
道の駅R290とちお
長岡市栃尾宮沢1764
0258-53-2030
年末年始
十字屋菓子店
長岡市栃尾本町12-10
0258-52-3219
不定休
庄七商店
長岡市滝の下町8-19
0258-52-2531
日曜定休
新保屋菓子店
長岡市滝の下町8-6
0258-52-2527
日曜定休
道の駅R290とちお
長岡市栃尾宮沢1764
0258-53-2030
年末年始
※ GW、お盆、年末年始の休業日は、各店へお問い合わせください。