「越後の虎」と呼ばれた、上杉謙信公は、青年時代をここ栃尾で過ごしました。
天文3（1537）年、父の長尾為景が亡くなったことを機に、中越地方の残存勢力鎮圧の為ため、謙信公は、兄晴景の名代として14歳で栃尾城に入城、栃尾城将の本庄実乃らを従え、ここ栃尾で初陣を迎えます。
14歳という若年を甘く見た近郷近在の武将たちが攻めてきましたがそれらをすべて破り、19歳で春日山城に入城するまでの6年間、数々の武勲を打ち立てました。
上杉謙信公ゆかりの地コース
上杉謙信公ゆかりの地コース
長岡市谷内2-7-7 0258-52-2318
1547年（天文16年）長尾景虎（後の上杉謙信）が開基となり、創建、寄進したお寺です。
当時、越後国主であった謙信が創建した常安寺は、七堂伽藍を配した豪華な佇まいだったそうですが、火災により惜しくも焼失、1701年（元禄14年）に再建されました。
現在は一般公開されていませんが、文化財に指定される、謙信公直筆による五言対句や兜の前立てなど、貴重な遺品が数多く残っています。
長岡市谷内2-8-5
秋葉公園は、上杉謙信公が青年期を過ごした地、栃尾にある、戦国時代の歴史を感じることができる公園で、上杉謙信が過ごした、栃尾城跡のある城山も望むことができます。
公園内には、天文20年（1551）上杉謙信公が常安寺の守護神として、楡原の蔵王堂より移したとされる秋葉神社があり、火災を防ぐ火伏せ（ひぶせ）の神として名高く「火防日本総本廟秋葉三尺坊大権現」として、多くの崇敬を集めています。
公園内には、天文20年（1551）上杉謙信公が常安寺の守護神として、楡原の蔵王堂より移したとされる秋葉神社があり、火災を防ぐ火伏せ（ひぶせ）の神として名高く「火防日本総本廟秋葉三尺坊大権現」として、多くの崇敬を集めています。
長岡市上の原町1-13
大正4年（1915）、米沢の上杉家より分霊し祀られた御廟所（ごびょうしょ）です。
また、謙信廟と並んで、謙信公が栃尾にいた当時の学問の師、門察和尚の碑が建っています。
門察和尚は、比類なき学識で瑞麟寺5世として常安寺を開山された僧侶です。
謙信廟（栃尾美術館敷地内玄関前）
長岡市上の原町1-13 0258-53-6300 月曜休館（臨時休館あり）
長岡市栃尾宮沢
瑞麟寺は、永正15年（1518）に開創。
転輪寺三世の湖山和尚によって開山された禅宗の寺です。
青年時代、栃尾で過ごした上杉謙信公は、軍事の傍この寺で修行を続け「義」の信念を見いだします。
