栃尾のこと

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① 豊かな自然に恵まれたまち、栃尾
栃尾は、新潟県のほぼ中央に位置し、日本二百名山にも数えられる越後の名峰守門岳の豊かな自然に抱かれた町です。
守門岳は、大岳、青雲岳、袴岳の三つの峰からなる越後の名峰で、東洋一とも言われる雪庇や四季折々の美しい景色が、多くの登山愛好家から愛されています。
また、その守門岳に源を発する刈谷田川、西谷川、塩谷川の3本の川が流れる、豊かな清流に育まれて発展してきた水の町でもあります。
 
② 栃尾のまちを支えてきた産業
清流のまち栃尾は昔から稲作が盛んで、今でも毎年品質の高い米が作られています。お酒など米を原料とした特産品も豊富で、山間地域には、棚田も多く残っています。
また、雪深い栃尾では、農家の冬季間の副業として、養蚕・機織りや染色などの織物も盛んに行われていました。
そのため、江戸時代中期には、県内の紬の中でも最古の歴史があるとされる「栃尾紬」
が作られ、これをルーツとした繊維産業が、地域の主要産業として発展してきました。
この織物で出たクズ繭の糸や機織りで残った糸を利用して、子供の遊び道具の
「てまり」が作られました。美しく刺繍が施された「てまり」は、
玩具としてだけでなく、お祝いの品として重宝され、
「栃尾てまり」と呼ばれるようになりました。
その素晴らしい技法で知られた、名児耶チハルさん(故人)の技能は、
旧栃尾市の無形文化財に指定されていました。
今でもその製法や伝統柄が大切に継承されています。
近年の栃尾を代表する特産品となっているのは「あぶらげ」です。
一般の油揚げよりもずっと厚みもある極厚の油揚げで、
栃尾では、この油揚げを方言で「あぶらげ」と呼んでいます。
テレビ雑誌などで紹介されたり、「栃尾揚げ」の名前で
メニューに載っている飲食店も増えたことから、
ご存知の方も多いかもしれません。
 
③ 歴史の香りが残るまち、栃尾
栃尾の西側にある鶴城山(かくじょうさん)には、戦国時代に山城・栃尾城が築かれていました。義の武将とも称される、越後の武将「上杉謙信公」は、この栃尾城で青年期を過ごし、栃尾の地で初陣を迎えました。
栃尾の中心街は、栃尾城の城下町として発展、冬季の間、雪に埋まる豪雪地帯特有の建造物である、冬用の通行路「雁木」も残っています。
また、城下町であった栃尾には、火災を防ぐ火伏せ(ひぶせ)の神「秋葉三尺坊大権現」を祀る「秋葉神社」をはじめ、素晴らしい社殿彫刻が施された神社仏閣や、民間信仰の対象となった石仏などの史跡も数多く現存しており、歴史の面影を色濃く残しています。

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① 豊かな自然に恵まれたまち、栃尾
栃尾は、新潟県のほぼ中央に位置し、日本二百名山にも数えられる越後の名峰守門岳の豊かな自然に抱かれた町です。
守門岳は、大岳、青雲岳、袴岳の
三つの峰からなる越後の名峰で、
東洋一とも言われる雪庇や
四季折々の美しい景色が、
多くの登山愛好家から
愛されています。
また、その守門岳に源を発する
刈谷田川、西谷川、塩谷川の3本の川が流れる、
豊かな清流に育まれて発展してきた水の町
でもあります。

② 栃尾のまちを支えてきた産業
清流のまち栃尾は昔から稲作が盛んで、今でも毎年品質の高い米が作られています。お酒など米を原料とした特産品も豊富で、山間地域には、棚田も多く残っています。
また、雪深い栃尾では、農家の冬季間の副業として、養蚕・機織りや染色などの織物も盛んに行われていました。
そのため、江戸時代中期には、県内の紬の中でも最古の歴史があるとされる「栃尾紬」が作られ、これをルーツとした繊維産業が、地域の主要産業として発展してきました。
この織物で出たクズ繭の糸や機織りで残った糸を利用して、子供の遊び道具の「てまり」が作られました。美しく刺繍が施された「てまり」は、玩具としてだけでなく、お祝いの品として重宝され、「栃尾てまり」と呼ばれるようになりました。その素晴らしい技法で知られた、名児耶チハルさん(故人)の技能は、旧栃尾市の無形文化財に指定されていました。今でもその製法や伝統柄が大切に継承されています。
近年の栃尾を代表する特産品となっているのは「あぶらげ」です。一般の油揚げよりもずっと厚みもある極厚の油揚げで、栃尾では、この油揚げを方言で「あぶらげ」と呼んでいます。テレビ雑誌などで紹介されたり、「栃尾揚げ」の名前でメニューに載っている飲食店も増えたことから、ご存知の方も多いかもしれません。
 
③ 歴史の香りが残るまち、栃尾
栃尾の西側にある鶴城山(かくじょうさん)には、戦国時代に山城・栃尾城が築かれていました。義の武将とも称される、越後の武将「上杉謙信公」は、この栃尾城で青年期を過ごし、栃尾の地で初陣を迎えました。
栃尾の中心街は、栃尾城の城下町として発展、冬季の間、雪に埋まる豪雪地帯特有の建造物である、冬用の通行路「雁木」も残っています。
また、城下町であった栃尾には、火災を防ぐ火伏せ(ひぶせ)の神「秋葉三尺坊大権現」を祀る「秋葉神社」をはじめ、素晴らしい社殿彫刻が施された神社仏閣や、民間信仰の対象となった石仏などの史跡も数多く現存しており、歴史の面影を色濃く残しています。

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